
今回は、箕面市の戸建て住宅2階に設置されている三菱のお掃除機能付きエアコンを、室内機ごと取り外して完全分解クリーニングしました。
機種は三菱 MSZ-W224-W(2015年製)。本体の右側が壁にほぼ密着しており、壁に掛けたままでは右側の電装部やお掃除ユニットを十分に分解しにくい設置状況でした。

目次
右側が壁ぴったり。壁に掛けたままでは分解しにくい設置状況

今回のエアコンは、本体右側と壁とのすき間がほとんどありません。三菱のお掃除機能付きエアコンは右側に電装部があり、このような設置では壁に掛けたまま十分に分解するのが難しくなります。
そこで室内機を壁から取り外し、作業場で分解。基板、お掃除ユニット、熱交換器、送風ファン、ドレンパン、ケーシングまで、それぞれ状態を確認しながら作業します。

分解すると、見えていた汚れより奥まで広がっていました
吹き出し口からも黒い汚れは確認できましたが、室内機を取り外して分解すると、熱交換器や送風ファン、その周囲にも汚れが広がっていました。

熱交換器にはホコリが付着し、その下の送風ファンにも汚れが見られます。表から見える部分だけを見ていると分かりにくいところです。
この工程は、1枚の写真だけでは汚れ方が伝わりにくいため、角度を変えて記録した写真も残しています。熱交換器の表面だけでなく、ファンまわりや奥側まで見ると、汚れが一か所だけではないことが分かります。



ドレンパンにも黒い汚れ
冷房や除湿で発生した結露水を受けるドレンパンも取り外します。水分が集まる場所なので、内部には汚れが残りやすくなります。

基板と配線も確認しながら分解
お掃除機能付きエアコンは配線やコネクタも多く、機種によって取り回しが異なります。復旧時に迷わないよう、基板や配線の位置を確認しながら分解していきます。

一般のお客様にはあまり見る機会のない部分ですが、同型機を扱う業者さんにとっては基板やコネクタ配置の記録としても参考になるところです。
お掃除機能付きは、外装を外しただけでは洗浄できる状態にはなりません。配線やユニットを順番に外し、洗える部品と水をかけられない電装部を分けていきます。こうした分解途中の写真も、作業内容を知っていただくうえで重要なので残しています。


お掃除機能付きでも内部全体がきれいになるわけではありません
フィルター自動お掃除機能が付いていても、送風ファンやドレンパン、ケーシング内部まで自動で洗浄してくれるわけではありません。お掃除ユニットそのものにもホコリは付着します。

お掃除ユニットの部品を外し、丸洗いできる状態まで分解してから洗浄します。
同じ「お掃除機能付き」でも、実際には複数の部品で構成されています。見える範囲だけを拭くのではなく、洗浄の邪魔になる部品を外し、汚れが残りやすい裏側や接合部まで確認できる状態にします。



お客様から「ここまで分解するとは思っていなかった」
作業をご覧になっていたお客様から、笑いながら「正直、ここまで分解するとは思っていませんでした」とお声をいただきました。
エアコンクリーニングというと、壁に付いたまま洗う作業を想像される方も多いと思います。今回は室内機そのものを取り外し、普段は見えない場所まで分解して洗浄しています。
分解した部品をそれぞれ洗浄
取り外したドレンパンや送風ファンも、それぞれ単体で洗浄します。部品単体にすることで、奥まで目で確認しながら汚れを落とせます。
完全分解では、洗ったあとに「見える範囲だけきれいになった」で終わらせず、部品ごとに汚れ残りがないか確認できます。施工記事では、この洗浄前後の変化が分かる写真をできるだけ残すようにしています。




洗浄後はすっきり。組み立てて動作確認
洗浄した部品を乾燥させて組み戻し、再設置後に動作確認を行います。吹き出し口まわりもすっきりしました。
再設置したら、見た目が戻っただけでは完了ではありません。運転させて、実際に冷えているか、吹き出しの状態に問題がないかまで確認します。今回は温度も測定し、正常に運転していることを確認して作業を終えました。


見えるところだけでは分からないのがエアコン内部の汚れです
今回のように、右側が壁に近い、お掃除機能付きで構造が複雑、吹き出し口に黒い汚れが見える、といった場合でも、室内機を取り外して完全分解することで、送風ファン・ドレンパン・お掃除ユニット・ケーシング内部まで状態を確認できます。
エアコン内部の汚れやニオイが気になる方は、愛生クリーンサービスまでご相談ください。
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