2024.10.1

壁掛けエアコンを使用する際、冷房時には必ず水分が発生します。エアコン内部の水分は通常、自然排水の原理に従い、高い場所から低い場所へと流れていきます。しかし、取り付けの際に排水の勾配が逆になっていたり、水の流れが悪い場合には、自然に水が流れなくなることがあります。これは、エアコン内部に汚れやカビが溜まりやすい環境を作り出してしまいます。

水の流れが悪いとどうなる?

エアコンの内部で水が適切に流れないと、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • カビの発生:湿気が溜まると、エアコン内部にカビが繁殖しやすくなります。
  • 汚れの蓄積:水分が流れずに溜まると、ホコリや汚れが混ざり合い、エアコン内部に汚れが蓄積します。
  • エアコンの性能低下:汚れやカビが内部にたまると、エアコンの効率が落ち、冷房効果が低下したり、無駄な電力を消費する原因になります。

自然排水を確保するためのポイント

壁掛けエアコンの水の流れをスムーズに保つためには、次のポイントをチェックすることが重要です。

  • 設置時の勾配を確認する:エアコンが正しい勾配で設置されているかどうかを確認しましょう。逆勾配になっていると水が流れにくくなり、カビや汚れが溜まりやすくなります。
  • ドレンホースの状態を確認する:ドレンホースが詰まっていたり、劣化していないか確認しましょう。ホースが詰まると水が逆流してしまうことがあります。
  • エアコン内部の清掃を定期的に行う:汚れやホコリが溜まると、水の流れが悪くなる原因になります。定期的にエアコン内部をクリーニングすることで、水の流れを良く保つことができます。

エアコンの水の流れを見直して、清潔な空間を!

水の流れを良くすることで、エアコンの内部にカビや汚れが溜まるのを防ぐことができ、結果的にエアコンの性能を保ち、清潔で快適な空間を維持することができます。ぜひ、お使いのエアコンを定期的にチェックし、適切な排水ができているか確認してみてください。

エアコン内部の汚れや水の流れが気になる場合は、エアコン完全分解クリーニングが効果的です。内部の隅々までしっかりと洗浄することで、汚れやカビを根本から除去し、エアコンの効果を最大限に引き出すことができます。お気軽にご相談ください!


今回の動画
「エアコンのドレンホース汚れ方をじっくり解説します」
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