
今回は大阪府和泉市で、1階リビングに設置された三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FL6320S-W(2020年製)を完全分解クリーニングしました。
こちらはリピーターのお客様で、前回の完全分解クリーニングからおよそ2〜3年。比較的長時間運転されることが多いエアコンとのことでした。


目次
2〜3年ぶりに室内機を壁から取り外します
愛生クリーンサービスの完全分解クリーニングでは、室内機を壁から取り外して屋外へ搬出し、そこから熱交換器・送風ファン・ドレンパン・ケーシングなどを分解して洗浄します。
壁掛けのままでは見えない場所まで確認できるのが、完全分解の大きな違いです。


熱交換器は比較的きれい。でも内部全体がきれいとは限りません
まず熱交換器を確認すると、表面には少しホコリが見える程度で、見た目は比較的きれいな状態でした。

ところが、さらに分解していくと汚れ方は部位によって大きく違っていました。
ドレンパンには黒いカビ汚れが付着
冷房や除湿で発生した結露水を受けるドレンパンには、黒いカビ汚れや付着物が確認できました。熱交換器だけを見ていると分かりにくい部分です。

送風ファンとケーシング側に汚れが集中
今回特に汚れが目立ったのは、送風ファンとその周囲のケーシングでした。
送風ファンの羽根にはホコリや汚れが付着し、ケーシングには黒い点状のカビ汚れが広がっていました。比較的長時間運転されるエアコンでは、冷房・除湿を使う時間も長くなりやすく、こうした部分の状態は定期的に確認したいところです。






ケーシングの裏側にもカビ
ケーシングを取り外して裏側まで確認すると、表からは見えない場所にもカビ汚れが出ていました。
完全分解する意味は、部品を多く外すこと自体ではありません。普段は見えない面を見える状態にして、そこまで直接洗浄できることにあります。

ドレンパン・ケーシング・送風ファンを単体で洗浄
分解した部品は、それぞれ単体の状態で洗浄します。汚れが見えていた場所を洗浄後に同じ部位から確認できるのも、完全分解の利点です。



熱交換器も取り外した状態で洗浄
熱交換器は洗浄前から比較的きれいに見えていましたが、取り外した状態で表側・裏側まで洗浄しました。

ドレンホースも洗浄。排水は意外ときれいでした
今回は室内機だけでなくドレンホース内部も洗浄しました。
ドレンパンやケーシングには汚れが見えていたため、ホース側にもかなり汚れがあるかと思いましたが、実際に出てきた水は意外ときれいでした。目立つ詰まりも確認されず、同じエアコンでも部位によって汚れ方が大きく違うことが分かります。

洗浄後は各部品を確認しながら再組立て
洗浄を終えた送風ファン、ケーシング、熱交換器などを順番に組み戻します。完全分解では、洗浄だけでなく、配線や部品の取り付けを確認しながら元の状態へ復旧していきます。

今回の汚れ方で分かったこと
今回のMSZ-FL6320S-Wは、前回の完全分解クリーニングから約2〜3年。熱交換器は比較的きれいな状態を保っていましたが、送風ファン・ドレンパン・ケーシングには再びカビや汚れが付着していました。
エアコンは「熱交換器がきれいだから内部も全部きれい」とは限りません。特に送風ファンやドレンまわり、ケーシングは冷房時の湿気やホコリの影響を受けやすく、使用時間によっても汚れ方が変わります。
また、2〜3年という期間だけでクリーニング時期を決めるのではなく、運転時間、冷房・除湿の使用頻度、ニオイ、吹出口の汚れなどを見ながら判断するのが現実的です。
送風ファンについて詳しくは、エアコンの送風ファンとは?形状・役割・汚れ方を完全分解写真で解説でも紹介しています。
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