
今回は、大阪狭山市で富士通ゼネラルのノクリア AS-Z631L2Wをお預かりして、完全分解クリーニングを行いました。ご相談のきっかけは、冷房を使ったときの強い臭いです。
お客様のお話では、このエアコンは引っ越しの際に移設されたもの。その際、引っ越し業者からエアコンクリーニングを勧められたそうですが、実際にはクリーニングは依頼されていなかったとのことです。今回は出張でのクリーニングをご依頼いただいていましたが、あいにくの雨となり、また当店の近所のお客様ということもあって、室内機を取り外して持ち帰り、洗浄させていただくことになりました。
暖房のときには気にならなかった臭いが、冷房では強く感じられるようになり、我慢しながら使われていたとのこと。7月に依頼しようと思っていたものの、ご用事が重なって9月のご依頼になりました。
約4年間使われていたと伺いましたが、何もお手入れをしていなかったわけではありません。フィルターは週に1回洗い、お掃除ボックスもお手入れされていたそうです。
目次
取り外す前の確認

窓の上に設置されていた、今回お預かりするノクリアです。

銘板では、型名AS-Z631L2W、製造年2022年と確認できます。

取り外しに伴う確認作業の記録です。

取り外し前の温度確認で、測定器は16.9℃を表示していました。

こちらも取り外し前の外観で、倉庫へ持ち帰って内部を確認していきます。
倉庫へ持ち帰って分解

取り外した室内機を倉庫へ持ち帰り、分解作業を始めます。この機種は分解の工程数が多く、完全分解までに時間を要するタイプです。富士通ゼネラルの機種でありながら、分解していくと構造の一部に三菱のエアコンを思わせる作りが見られるのも特徴的でした。

フィルターは、そこまで汚れている状態ではありませんでした。

吹き出し口から見える範囲にも、ファンや周囲の汚れが確認できます。

取り外したカバーの内側には、埃や点状の汚れが付着していました。
分解を進めると、熱交換器やドレンパン、ケーシング、送風ファンなど、普段は見えにくい内部にも汚れが確認できました。今回は、実際に見えた内部の状態を順に記録していきます。
熱交換器に目立つ汚れ

熱交換器には、フィンに絡みつくように埃が付着していました。

上側の縁や奥まった部分には、まとまった汚れが見られます。

全体を見ても、熱交換器の広い範囲に汚れが目立ちます。

別の角度から見ると、フィンの表面と段差に汚れがたまっている様子が分かります。

熱交換器の上から見ると、中央の溝に沿って埃が厚く付着していました。
取り外したドレンパン
この機種は、ドレンパンを取り外せる構造でした。普段扱う富士通の機種にはドレンパンを単独で外しにくいものもあり、今回は分解していて三菱の機種に近い作りだな、と感じた部分です。

取り外したドレンパンには、黒っぽい点状の汚れや茶色い付着物が広がっていました。

排水側の端にも汚れがたまっていることが分かります。

反対側にも、溝に沿った付着物や細かな汚れが見られます。

ドレンパンを外すことで、水を受ける面を全体にわたって確認できました。
ファンを囲むケーシング

ケーシングの内側には、広い範囲に点状の汚れが付着していました。

ファンの端に当たる部分や継ぎ目にも、汚れが見られます。

細い縁や奥まった部分の状態も、分解して確認していきます。

ケーシングの曲面と端の部分にも、黒っぽい汚れが目立ちました。
熱交換器の裏側

熱交換器の裏側は、表側とは汚れの付き方が異なっていました。

裏側のフィンにも、部分的な付着物が確認できます。

熱交換器を分離すると、普段は見えない内側の面まで確認できます。
取り外した送風ファン

送風ファンの羽根には、縁に沿って汚れが付着していました。

ファン全体にわたり、羽根の表面にも細かな汚れが見られます。

角度を変えて、羽根の間や奥側の状態も確認しました。
ケーシングとファンの洗浄後

洗浄後のケーシングは、内側の点状の汚れが落ちた状態を確認できます。

反対側からも、ケーシング全体の洗浄後の状態を確認しました。

洗浄後の送風ファンは、羽根に付着していた汚れが落ちています。

羽根の縁や間も確認しながら、洗浄後の状態を記録しました。
ドレンパンの洗浄後

洗浄後のドレンパンです。汚れが付着していた面を洗い流しました。

別の角度から、ドレンパン全体の洗浄後を確認します。
熱交換器の洗浄後

洗浄後の熱交換器を撮影しました。フィンの状態を確認します。

角度を変えて、熱交換器の洗浄後を確認します。

熱交換器の表面と周辺部を、洗浄後に確認しました。

全体を見渡し、洗浄後の熱交換器を記録しました。

別方向からも熱交換器の状態を確認しました。
フィルターのお手入れと、内部の乾燥
今回のお客様は、フィルターやお掃除ボックスをこまめにお手入れされていました。それでも、分解すると熱交換器やドレンパン、ケーシング、ファンには汚れが見られました。フィルターの状態だけでは、内部全体の汚れまでは分からないものです。
この機種には、冷房・除湿後に内部を乾燥させる「内部クリーン」があります。メーカーの取扱説明書では、お買い上げ時の設定は「切」です。停止中にリモコンのメニューから「内部クリーン」を選び、「入」に設定すると、対象となる冷房・除湿運転の停止後に約100分の送風で乾燥させます。詳しい操作は、メーカーの内部クリーンの説明をご確認ください。
内部クリーンは、すでに付着した埃や発生したカビを取り除く機能ではありません。日頃のお手入れと乾燥を続けながら、臭いが気になるときには内部の状態も確認していくことが大切です。
大阪狭山市のエアコンクリーニング施工事例一覧、大阪狭山市の料金・作業内容もご覧いただけます。
愛生のエアコン完全分解クリーニングについてもご覧ください。日頃のお手入れは、フィルター掃除・換気・乾燥についての記事でご紹介しています。
お気軽にお問い合わせください。090-5053-9597愛生クリーンサービス 受付時間 9:00-19:00 [ 土・日・祝日OK ]
お問い合わせ

