こんにちは！愛生クリーンサービスです。
今回は、大阪府守口市にお住まいのお客様より、YouTubeやブログをご覧になってご依頼いただいた事例をご紹介します。
「2年前にお掃除したばかりなのに、なんだか汚れている気がする…」 そんなお悩みをお持ちの方、実は「洗い方」と「使い方」に大きな原因があるかもしれません。
今回の守口市の現場は、築年数や設置状況など、エアコンクリーニングにおいて非常に勉強になるケースでしたので詳しく解説していきます。
1. 「カバーをかけただけ」の洗浄では汚れは落ちない
目次
分解してみると、奥まで汚れが詰まっていました
お客様のエアコンは設置から約8年。2年前に一度、某大手業者登録型サイト経由で別の業者さんにクリーニングを依頼されたそうです。
しかし、お話を伺うと…
「ビニールをかけて、そのままジャーっと洗っただけだった」
「分解してやってくれなかった」
とのこと。 実際に分解してみると、フィルターはホコリで目詰まりし、カビや汚れがびっしりと残っていました。
表面的な洗浄だけでは、奥に入り込んだ汚れや、回転するファンの裏側の汚れまでは落としきれません。今回のような「完全分解洗浄（丸洗い）」を行うことで初めて、リセットすることができるのです。
2. 24時間つけっぱなし運転の落とし穴
こちらのお客様は、ご主人が寒がり・暑がりということもあり、夏場は24時間エアコンをつけっぱなしにされていたそうです。
「ずっと動かしている方が効率が良い」という説もありますが、カビ対策の観点からは注意が必要です。
- 冷房中は内部が結露して濡れている状態
- 24時間稼働＝24時間ずっと濡れっぱなし
これではカビが喜んで繁殖してしまいます。 今回、内部にカビが多かった原因の一つは、この「乾燥させる時間」がなかったことでした。
プロが教えるカビ予防策
エアコンを使わないタイミングを見つけて、以下の運転を行ってください。
- 内部クリーン機能を使用する
※この時間が短い（30分程度）場合は、手動で暖房や送風を行ってください - 機能がない場合は、「送風」や「暖房」で1〜2時間運転する
とにかく「内部を乾燥させる」ことが、汚れを防ぐ一番の方法です。
3. 水漏れの原因発見！壁の穴が空いていた？
「夏場、急に涼しくなった時に水が垂れてきたことがある」 お客様からそんなご相談もいただきました。
取外しを進めていくと、恐ろしい事実が判明。 エアコン配管を通す壁の穴（スリーブ穴）なのか、電気関係の穴なのか、の隙間埋め（パテ埋め）がされておらず、外気が筒抜けの状態だったのです。
- 穴から熱い外気が侵入する
- エアコン裏側の冷たい部分に触れる
- 急激な温度差で結露が発生
- その水が電気部品付近に垂れてくる
これは非常に危険な状態で、最悪の場合、電気ショートや故障の原因になります。 今回はしっかりと穴を塞ぎ、外気の侵入を防ぐ処置を行いました。 これで結露のリスクも大幅に下がります。
少しわかりにくいですが、コンセントの上の黒い部分が問題の穴です
4. 熱交換器のサビと寿命について
分解して気になったのが、熱交換器の「サビ」です。 8年という使用期間と、湿気が多い状態が続いたせいか、かなり腐食が進んでいました。
今のところ動作はしていますが、これ以上サビが進行するとガス漏れを起こす可能性があります。 今回きれいに洗浄し、使い方（乾燥させること）を改善していただくことで、あと数年は頑張ってくれることを祈りますが、やはり定期的なメンテナンスと正しい使い方がエアコンの寿命を左右します。
まとめ：守口市でのエアコンクリーニング事例
今回の作業で、お客様も「やっぱり分解しないとダメですね」と実感していただけました。
- 表面だけの洗浄で満足していませんか？
- 24時間つけっぱなしで、乾燥運転を忘れていませんか？
- 施工時の見えない不備（穴の隙間など）はありませんか？
愛生クリーンサービスでは、守口市をはじめ大阪エリアで、ただ洗うだけでなく「お家の空調環境」全体を見たアドバイスと徹底的な分解洗浄を行っています。
「うちのエアコンも心配…」という方は、ぜひ一度ご相談ください！
【参考写真】今回の汚れの状況
こちらはエアコンとガスの配管を接続している箇所のカビです。
この箇所は断熱の処理が甘いと、結露し、カビの原因になります。
こちらをチェックして修正できるのも、完全分解クリーニングのメリットです。
エアコンの裏側、配管との接続部分です。ここが結露の影響で、カビが生えてしまっています。
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