
今回は、建物2階に設置されている、ダイキンのルームエアコン AN22NFSJ-W(2012年製) を完全分解クリーニングしました。
フィルターの目詰まりは軽度でしたが、本体を取り外して分解していくと、熱交換器、送風ファン、ケーシング内部、風向ルーバー、モーター周辺など、普段は見えない部分に汚れが蓄積していました。


目次
ダイキン AN22NFSJ-W・2012年製
今回の機種はダイキン AN22NFSJ-W。2012年製の2.2kWクラスです。昔ながらの木造住宅の2階に設置されていました。

フィルターには軽い目詰まり
フィルターにはホコリが付着し、少し目詰まりが見られました。完全に塞がっている状態ではありませんが、細かなホコリはフィルターを通り抜けて内部へ入っていきます。

熱交換器にも細かなホコリが付着
本体を壁から取り外し、外装を外していくと、熱交換器の表面にも細かなホコリが広く付着していました。真っ黒になるほどではありませんが、長年の使用で微細な汚れが蓄積している状態です。
配管まわりの銅管や金属部には年数相応の酸化や変色も見られました。2012年製ということもあり、汚れだけでなく各部の経年状態も確認しながら分解を進めます。



送風ファンには汚れが広く付着
さらに分解すると、送風ファンの羽根には灰色から黒っぽい汚れが広く付着していました。フィルターや熱交換器だけを見ていると分かりにくいですが、送風ファンまで外すと内部の状態がはっきり確認できます。
エアコンの風はこのファンを通って室内へ送られます。完全分解では、この送風ファンも取り外して直接洗浄します。


ファンの奥、ケーシング内部にも汚れ
送風ファンを取り外すと、その奥にあるケーシング内部にも点状の汚れが広がっていました。壁に付けたままの洗浄では、こうした奥の形状まで直接確認しながら洗うことは難しくなります。
ファンを外した状態だからこそ、風の通り道を目で確認しながら洗浄できます。


風向ルーバーも取り外して奥まで洗浄
送風ファンと熱交換器を取り外すことで、吹き出し口の奥にある風向ルーバーまで取り外せるようになります。この部分にもホコリや汚れが付着していました。
表から拭くだけでは届きにくい場所ですが、部品として取り外せば裏側や細かな形状まで直接洗えます。



モーターカバーを分離して洗える部品だけを洗浄
モーターなどの電装部品はそのまま水洗いできません。そのため、モーターカバーや周辺部品を分離し、洗える部品と濡らしてはいけない部品を分けて作業します。
モーター周辺の樹脂カバーの内側にもホコリや汚れが入り込んでいたため、取り外したうえで洗浄します。


基板・電装部は水洗いせず簡易清掃
基板ボックスや配線まわりにも細かなホコリが付着していました。ただし、ここは水洗いできる場所ではありません。
電装部品は洗浄する部品とは分離し、表面や周辺に付着したホコリを除去する簡易清掃を行います。完全分解だからといって、すべての部品に水をかけるわけではありません。



洗浄後の送風ファンとケーシング
洗浄後は、送風ファンの羽根に付着していた汚れが落ち、ケーシング内部も白さが戻りました。羽根の間やファンの奥まで、分解した状態で直接洗っています。



熱交換器も分離した状態で洗浄
熱交換器も本体から分離した状態で洗浄します。フィンの表面や奥に付着していたホコリや汚れを落とし、洗浄後の状態を確認します。



作業中には、お客様から御座候の差し入れもいただきました。 ありがとうございました。こういう一コマも現場ならではです。
作業中、お客様から御座候の差し入れをいただきました。ありがとうございます。休憩でいただいて、後半の作業も進めました。

まとめ|見えていた以上に、内部には汚れが残っていました
今回のダイキン AN22NFSJ-Wは、フィルターや熱交換器だけを見ると強烈に汚れている印象ではありませんでした。ところが完全分解していくと、送風ファン、ケーシング内部、風向ルーバー、モーター周辺まで細かな汚れが残っていました。
こうした汚れは、壁に付いたままでは確認しにくい部分です。愛生クリーンサービスでは、室内機を壁から取り外し、熱交換器・送風ファン・ケーシングなどを分離して、それぞれの状態を確認しながら洗浄しています。
一方で、基板や配線など水をかけられない電装部は、無理に洗わず簡易清掃にとどめます。洗えるところはしっかり洗い、洗えないところは適切な方法で清掃する。完全分解では、その切り分けも大切です。
作業の流れについては、エアコン完全分解クリーニングの手順でも詳しく紹介しています。
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