東大阪市のリピーター様から、シャープのお掃除機能付きエアコンの完全分解クリーニングをご依頼いただきました。
機種はSHARP AY-D71SX-W/2014年製。リビングに設置されているエアコンで、前回も当店で完全分解クリーニングを行っています。今回は前回施工から約2〜3年ぶりの再施工です。

目次
前回施工後も、こまめに内部を乾燥
前回の施工後、冷房・除湿を使ったあとは、できるだけ内部を乾かすようにお伝えしていました。今回確認すると、お客様はその後もこまめに乾燥運転を続けてくださっていました。
乾燥運転の時間は約1時間半とのことでした。まったく何もしない場合と比べれば内部を乾かす意識は高いのですが、リビングでの使用時間や室内の湿度、冷房・除湿の使い方によっては、1時間半では乾き切らない日もあると考えられます。
乾燥を続けていても、使用環境や運転時間によっては内部に湿気が残ることがあります。今回も分解して内部を確認すると、見える部分と見えない部分で汚れ方に差がありました。

表側は比較的きれいでも、内部には汚れが残る
熱交換器の表側は、前回の施工から2〜3年経っていることを考えると比較的きれいな状態でした。表面だけを見ると、それほど汚れていないようにも見えます。
ところが、完全分解して送風経路や樹脂部品、ドレンパン周辺まで確認すると、黒い汚れやカビが確認できました。エアコンは場所によって水分の残り方や空気の流れが違うため、汚れ方にもかなり差が出ます。
今回のように、見えるところはきれいでも、奥の部品には汚れが残っていることがあります。外から見える範囲だけでは、内部全体の状態は判断しにくいところです。


お掃除機能のユニットも分解して洗浄
お掃除機能付きエアコンは、通常のエアコンより内部の部品点数が多く、フィルター掃除用の機構やモーター、ギアなどの駆動部品が組み込まれています。
そのままでは水洗いできないため、洗浄前にモーターや電装部品を外し、洗える樹脂部品だけの状態にします。表面だけ拭くのではなく、細かなスリットや部品の裏側まで洗える状態にしてから洗浄します。
今回も、お掃除機能ユニットの見えにくい部分にホコリや黒い汚れが付着していました。

ドレンパンを外すと、奥にカビ汚れ
ドレンパンを外すと、表からは見えない奥側に黒い汚れが確認できました。冷房や除湿を使うと、熱交換器で発生した結露水はドレンパンに集まり、ドレンホースへ流れていきます。
そのため、この周辺はエアコン内部でも特に水分と関係が深い場所です。前回の完全分解から2〜3年ほど経過し、こまめに乾燥運転をしていても、こうした奥側には再び汚れが蓄積していました。
ドレンパンを付けたままでは見えにくい面や、断熱材に近い部分にも汚れが付いています。今回の施工ではドレンパン自体を取り外して、それぞれ洗浄しています。


熱交換器の裏側も確認
熱交換器は、正面から見える表側だけで状態を判断しません。完全分解してケーシングや周辺部品を外すと、普段は見えない裏側まで確認できます。
今回の熱交換器は表側が比較的きれいだった一方、裏側には部分的に黒い汚れが見られました。空気の流れや結露のしかたによって、同じ熱交換器でも表と裏で汚れ方が違うことがあります。
この部分は通常の状態では確認しにくいため、今回のように一度本体を取り外して分解することで、初めて全体の状態が見えてきます。


プラズマクラスター周辺も汚れます
シャープのプラズマクラスター搭載機でも、空気が通る内部部品そのものが汚れなくなるわけではありません。今回もユニット周辺や細かなスリット部分に、ホコリや黒い汚れが付着していました。
こうした部分は正面から見ただけでは分かりにくく、部品を外して初めて汚れが見えることがあります。機能が付いていることと、内部に汚れが付着しないことは別の話として考えた方がよいです。
細かな部品ほど汚れが残りやすいため、洗える状態まで分解してから洗浄していきます。

送風ファン・ケーシング・ドレンパンを洗浄
取り外した部品は、それぞれ洗浄できる状態まで分解して洗います。送風ファン、ケーシング、ドレンパンなど、汚れが付着していた部品を一つずつ洗浄していきました。
送風ファンは羽根の間に汚れが入り込みやすく、見た目以上に広い面積へ付着します。ケーシング側も、ファンから送られた空気が通るため、内側や裏側に汚れが残ります。
洗浄後は黒い付着物が落ち、各部の状態を確認しやすくなりました。なお、樹脂部品には洗浄では落ちない経年による変色が残る場合があります。汚れと経年変色は分けて確認しています。

写真で見ると、洗浄前に目立っていた黒い付着汚れが落ちているのが分かります。色そのものが黄ばんで見える部分は、長年の使用による樹脂の変色が含まれています。
再組立・設置後に試運転
洗浄後は各部を元通りに組み付け、室内機を再設置。試運転を行い、動作を確認して作業完了です。

2〜3年後の内部を見て分かったこと
今回のエアコンは、前回の完全分解クリーニング後も内部乾燥をこまめに行っていただいていました。それでも、2〜3年経つとドレンパンや送風経路、細かな内部部品には汚れが再び蓄積します。
一方で、熱交換器の表側は比較的きれいな状態でした。エアコン内部は部位によって汚れ方が違うため、外から見える範囲だけでは内部全体の状態は判断しにくいところがあります。
東大阪市で、お掃除機能付きエアコンの内部汚れや臭いが気になる場合もご相談ください。
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